今回は合気拳法という、合気柔術で使う当身技の中から、「肘打ち」そこからの側面入り身、応用技、最終的に捕手で武器を持った相手を倒す技を動画で紹介します。
動画の後半で、木刀で襲ってきた相手の動きを止め、腰帯に指していた相手の脇差し(小太刀)を奪い、それで相手を倒す技が収録されています。
この技は、甲斐の武田信玄軍の将兵が、鎧や武器を装備していない休憩中などの時に、敵の襲撃にあった際に使っていた白兵戦技を応用しています。
「武田の1本捕り」と言われたこの技は、大東流合気柔術、さらには、合気養成の前の段階の大東流柔術の代表的な基本技と言われています。
大東流は1本捕りに始まり、1本捕りに終わる、とも言われているそうです。
初伝一か条・居捕りと立ち合いも1本捕りから始まっており、基本技だけにその後の様々な技の核となる要素が凝縮した技だと感じています。
初伝が奥伝でもある、と習いました。
私も最初の頃は、その意味がわからなっかたのですが、ここを軽視して自己流で二か条や三か条、四か条を練習しても、上っ面をはねただけの意味のない稽古になり、本当の威力を発揮しません。これは私の体験からも言えます。
初伝1か条は合気柔術を使う体造りでもあります。1か条をしっかり稽古して、充分に体を造って、その上の高度な技群に段階的に稽古していく体系になっています。
実に合理的で優れた稽古体系だと思います。
さて、動画の最初に登場する合気拳法ですが、これは合気柔術を習得する上で欠かせない基本鍛錬でもあります。
合気拳法を地道に稽古していくと、合気柔術の体の使い方、呼吸、タイミングが感覚で少しずつ理解できるようになってきます。
なおかつ、実戦でも多いに役立つ実践技です。
次回も、合気拳法を基本に、技の展開を紹介していきたいと思います。
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